(15)漢方に心が揺らぐ

 4月に本屋で見た本の最後に自然治癒力を高めて治すことに積極的な病院・医院が紹介されていて、そこに通える医院があったので6月から通い始めました。

 漢方が主のクリニックですが、まずは腕にいろんな液を塗ってアレルゲンの検査をしながら、皮膚にはタール剤を塗り、漢方の飲み薬、湯上がりに漢方の材料を煎じた薬湯を体に掛けるという方法が採られました。

 3週間目にやはりステロイドで炎症を抑えましょうということになりました。しかし、去年は撫でるようなごくわずかな量で症状が消えたのに、今年は同じ量では良くなってきませんでした。※

 そのことを話すと、「こんなのをいつまでも使ってたらよくならないよ」と言い、違う方法に替えてくれました。もうその言葉を聞いた時は感激でした。

 今までどこへ行こうと決まってステロイドのチューブを出され、自分自身がステロイドの毒が体から出てしまうまでいろんなところに湿疹を生じさせ、この薬では絶対に治り切ることはないだろうと実感していたからです。

 2週間後に行くと、ステロイドをヒルドイドソフトとアセチロール軟膏のミックスに替え、この前からのメラボンドライシロップ(痒みを抑える)の西洋薬を取り入れながら、タール剤、漢方薬4種類ほどを常時2包、薬湯も毎日続けました。

 しかし、この結果は出ず終いで次の療法を試すことになったのです。

 漢方を試してみて感じたことは、2週おきといえどちょっと遠いので通うのはきついなということと、この漢方薬は普通よりお金がかかるということでした。

 この医院に感激しましたが、受け入れられない面もありました。食事制限です。少しでもアレルギー反応が出ると食べないでと言われるのです。もともと卵料理はあまりやらないし、牛乳もそう飲むわけではないので、いつも通りでちょっと控える程度にしました。

 私は、食物アレルギーなどでその食べ物を食べると必ずどうかなってしまうというものでなければ食べていいと思います。大量にそればかり食べてしまうと問題があるかもしれませんが、アトピー性皮膚炎は食物アレルギーと親戚といえど違うわけですから。ただ、消化器を壊していたり、体の具合が悪い時には、アレルギー性の強い食品は控えた方がいいでしょう。

 残念なことには、そのクリニックは方向転換をされたようなのです。厚生労働省からガイドラインが出されたからでしょうか、ステロイドはよい薬である。やはり最初に強い薬を出して炎症をガツンと抑えておくことが肝要…とガイドライン通りの治療法になったようです。同じくタール剤を使う東京の医院が患者に訴えられたこともあるかも知れません。脱ステロイド療法は一時悪くなるのはむしろ当たり前なのですが、西洋医療の土俵では理解されないのです。

 ※それもそのはず後で調べると、去年ボアラ(strongest:レベル5)を経験しているのにプロパデルム(strong:レベル3)で同じ量では効きませんね。

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