(1)赤ちゃんの頭が臭いのは変!

 1ヵ月検診でくるぶしの横、甲側の皮膚の荒れを指摘されて出されたアルメタ軟膏が娘とステロイドの最初の出会いでした。しかし、娘はもっと前にステロイドに晒されていたのです。

 娘が生まれたのは、8月の暑い時で、正常分娩、平均体重でした。生まれた日は新生児室ですごし、ガラス越しに見ると、他の赤ちゃんより赤黒く大体不機嫌そうに大声で泣いていました。夜中でも大声で泣いている子がいて、多分うちの子だわと思ったらその通りでした。

 翌朝、私のベッドの横に連れてこられたのですが、何かの処置の時にそのままNICUに連れて行かれてしまいました。黄疸が出たからです。2日くらいひかりの国に行っていて、たまに母乳を運んでいました。

 退院してからしばらく実家で過ごしましたが、すごい汗かきで、すぐ泣いて大変でした。目が覚めると片足を蹴って怒り出すのです。ババはいつも腕に湿布をしながら抱いていてくれました。

 ただ、頭から出る汗の臭いには皆顔をしかめました。赤ん坊の頭ってこんなに臭うものなの? 嗅ぐと酸いような油がすえたような臭いがするのです。これは異常なほどの汗かきとともに4歳ごろまで続きました。

 私は夫等からの希望により早くから不妊治療に取りかかって、女性ホルモン(多分黄体ホルモンでしょうか?)を2〜3度注射してもらって次の注射をする前に妊娠しました。妊娠中は一切薬を飲んでいません。風邪はひきましたが大病はしていません。

 ところが、随分経ってから当時の出納帳とでもいいますか、いつ何を買ったかのメモ書きを調べてみると、私が整形外科付設の皮膚科で軽い手の湿疹にステロイドを処方された時期と妊娠期間がほぼピッタリと符号したのです。

 その時はそれがステロイドだなんて思いもしなかったのですが、よく効く軟膏だと思って少〜しずつ大事に使ってきたのです。多分ベトネベートの小チューブ1本も使っていません。

 が、副腎皮質ホルモンというものはもともとごく微量で身体全体のバランスをとっているものですから身体で分泌される何百何千倍もの強さを持つ人工の副腎皮質ホルモン剤は少しでも大変な力を発揮するのです。湿疹に塗るとまるでマジックのようにすばやく治ってしまうのはそのためです。

 時期が重なっていたことに気付いて、しばらくして考えが纏まってくると、まさにあの頭の臭いは娘が必死に身体から毒素を出そうとしていたものだと確信しました。身体が赤黒かったのも不機嫌に泣いていたのも説明がつきます。

 妊娠中にステロイドを使うと子供もアトピー性皮膚炎になりやすい。これが結論です。妊娠中には痔になることもあります。ほとんどの注入剤には弱いステロイドが含まれています。市販の虫さされや湿疹の薬にも使われていることがあります。知らなくて…ということのないように成分を確かめてください。

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