(6)医薬品は時に腎臓を痛めつける

 大学病院で検査を受け、IgE値は54.5だったわけですが、私はいくつか質問しました。これはアトピーなのかどうかということ。

 ところが、医師も湿疹とアトピーの区別の判定はよくわからないようで、最終的には持続性と所見で決めるようだと感じました。だからこの時点ではアトピーと断定されてはいないのです。

 ステロイドは嫌ですと断っているので、ウレパール(尿素:保湿剤)50%とヒルドイド(抗ヒスタミン剤)50%の軟膏と抗アレルギー剤の水薬とワセリンを貰ってきて、しばらく3ヵ月以上使っていました。

 その病院に通い始めた矢先、高熱を出して近くの病院に連れていったら腎盂炎の疑いで入院することになりました。何回か尿検査をし、結局何だったのかわからないまま、途中で風邪もひき10日程で退院しました。

 その2ヵ月後、また高熱が出て、出産時からお世話になっているその病院から貰っていた解熱剤(座薬)を夕方と真夜中に入れて病院に連れて行ったのですが、この前と似た感じだから入院しなくていいのかと聞いたところその必要はないということでした。

 点滴をしている間、ぐったりしていて、平熱が36度以上はある子が何と35.4度くらいしかないのです。大丈夫かしらと本当に心細かったのですが、急におむつにいっぱいおしっこが出て、その途端にゥワーッと熱が上がり身体がホカホカしてきて、わー、よかったと胸を撫で下ろしました。

 まるで、腎臓のつまりが取れて開通したように感じたのです。1年後、その解熱剤ボルタレン・サポが脳症を起こす可能性があるとして小児には使用禁止となったのでした。いや、恐ろしい。

 この頃は、熱が出たら解熱剤で熱を取るというのがセオリーだと思っていたので、それでもやたら使うようなことはしていませんでしたが、この時は40度近い熱が出たので心配で使ったのです。

 それが反って身体を酷していたとは知らずに…。結局この2回の高熱は何が原因だったのかわからないのですが、いろいろ調べてみると風邪などに罹ったときに解熱剤を使うのは全く馬鹿げているとしかいいようがないということが解りました。

 風邪をひくのはウイルスが原因です。ウイルスは熱に弱いのを知っていて身体は自ら熱を発するのです。解熱剤はその邪魔をしているようなもので、熱が下がったからといって病気が治ったわけではないのです。だからまだウイルスが残っている時は、殺そうとしてまた熱を上げるわけです。発熱を助けるために湯船に浸かるということをする国もあるそうです。

 他の風邪薬もすべて対症療法です。薬を飲んで、咳や鼻水や頭痛を止めている間に治っていくので、薬で風邪が治ったと勘違いしてしまうのです。けれど、風邪薬にはさまざまな副作用がありますから気を付けてください。風邪をひいたら寝ているのが一番です。

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